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障害サポート・メンタルコントロール・資産形成 / 新たなコミュニティ構築を目指すブログ

子供が言うことを聞かない!は向き合い方を変えるだけで99%解決できる。

子供は可愛いけど育児って本当に大変

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私にも5歳になる息子がいますが、生まれた時の感動の余韻に浸る間もなく
子供を育てるってこんなに大変なのかと実感しました。
勿論、虐待なんて絶対にしませんし、ニュースを見ると心底腹が立ちますし、子供が可哀想でなりません。
でも。それでも。心のどこかで『親の気持ちも全くわからないワケじゃない』と感じる自分がいます。

とーってもカワイイ赤ちゃんの頃だって

・2時間置きにはミルクとオムツ交換
・毎日ずーっと泣き声を聞き続ける生活
・会話ができないから泣く、嫌がる原因がわからない不安とストレス
・寝ている時でさえ突然死がないか心配
・目を離せないから自分の時間はないし睡眠不足
・息抜きに外出なんて気軽に出来ない
・何をするにも抱っことおんぶで肉体的にもキツイ

私たち夫婦もそうですが、お互いの両親の協力を得られない環境ですと本当に大変なんです。
なにもかも初めてで「どうしたら良いんだろう?」「本当に大丈夫かな?」の繰り返しでした。

自分で歩く、しゃべる、考える幼児期は

怪我や病気が沢山!心配ばかりの日々
あれ?ウチの子だけ成長が遅い?と不安になったり...
一生懸命作ったご飯も食べてくれない
全然ジッとしてない!うるさい
何をするのもイヤイヤ
急いでる時もゆーっくりのんびりでイラッ
なんで?攻撃と同じ会話の繰り返し
学校からの呼び出しで仕事にならないことも


子供の成長はとっても嬉しいことです。
日に日に新しい言葉を覚え、出来ることも増え、意思疎通ができるようになると
色んな場所に連れて行ったり、色んな初めてを経験させてみたり
自分が童心に帰ったかのようにワクワクします。


でも、その反面に子供の好奇心が想像を超えて手に余ることも。
ダメだよ!って言ったことも平気でやっちゃいますよね。

子供が全然言うことを聞いてくれない!どうしら良いの!?

ほとんどのご家庭で悩んでいることではないでしょうか?
もしかしたら、その結果が虐待やネグレクトに繋がっているケースも多いかもしれません。
子供にうまく伝わらないことって、それほどに大きなストレスを抱えてしまうのです。

では、一体どうしたら子供は言うことを聞いてくれるのでしょう?
実は「子供に言うことを聞かせる」という思考がそもそも間違っているから
うまくいかなくて当たり前なんです。

子供との関係は対等を意識しましょう。子供の目線に立って気持ち(考え)を聞く。そして動機を正してあげましょう。

これって実は大人同士の関係では無意識にやっているんです。(例外もありますが、その場合は関係性は良くないはずです)
子供だって「自分」があります。
それを理由もよくわからないまま否定されたら嫌な気持ちになると思いませんか?
頭ごなしに怒られたら、どう思いますか?
大人だって完璧な人間は居ません。要するに上から目線に聞こえる発言は子供にも通用しない。ということです。


では、どのように接するべきか例を示してみましょう。

例)子供が学校のオモチャを無断で持って帰ってきたのを発見した

このオモチャは何!?なんで勝手に持ってきたの!ダメじゃない!!

だって...(無言)
場合によっては嘘ついたり誤魔化そうとしたりすることもあります

だってじゃないでしょ!!悪いことしたんだからちゃんと誤りなさい!!

どうですか?結構ありがちな状況や会話ではないかなと思います。
確かに子供がしたことは悪いことです。一見すると正しいことを言っていて問題ないようにも感じられるかもしれません。


では子供と対等に接し、気持ちを聞いて動機を正すとはどういうことか次のやり取りをご覧ください。

○○ちゃん。このオモチャは○○ちゃんのじゃないよね?どうして持ってきたの?

だって...(無言)

ここは待ちます。(もし返答がないようでしたら次にこう切り出します)

怒ってるんじゃないよ。なんでかわからないから教えて欲しいの。○○ちゃん、なにも悪いことしてなかったら言えるよね?

だってね、順番こなのに、みんなが貸してくれないからね、持ってきたの

ここで、子供にとっての理由がわかります。

そうだったんだ。○○ちゃんはみんなが使うの順番で待ってたけど貸してくれなかったんだね。でもね、○○ちゃんが持ってきたらみんな使えなくなっちゃうけど良いのかな?
もしも○○ちゃんのオモチャを誰かが勝手に持って帰ったらどう思うかな?

イヤだって思う...

ここで、自分のことに置き換えて考えさせることで理解しやすくなります。

そうだよね。でも○○ちゃんはそれをしてしまったんだよ?
それは良いことかな、悪いことかな?

わるいこと...

悪いことをしたんだと自分で気付くこと、納得することが大切です。

じゃあ悪いことしたら誤らないといけないね。明日一緒にちゃんとゴメンナサイできるかな?

うん。ごめんなさいってする。

このように、子供の行動の理由、気持ちにまず寄り添う姿勢を示すことで
あなたのこともちゃんと考えているってことは必ず伝わります。
そうすることで、子供はちゃんと受け取り素直になってくれるのです。


そして、ちゃんと「何故いけないのか」を自分で理解できた、納得できたことで
また次に同じ過ちを繰り返さなくなるでしょう。

まとめ

子供もひとりの人間として対等に接する
理由や気持ちをしっかり聞いてあげる
何故?の動機を正すことで成長する
頭ごなしに「怒る」ではなく諭すように「叱る」ことが大切です

冒頭でも言いましたように子育ては本当に大変ですし、かなり根気も必要です。
時には厳しく叱ることも必要でしょう。そんなときは、その何倍も愛情を示してあげましょう。
子育てには正解はありません。
もし私の子育てと福祉の経験がほんの少しでもお役に立てたらと思った次第です。
もっとも、何よりも大切なのは「本気で愛して向き合うこと」ですので、こうしなきゃ!ああしなきゃ!と肩の力を入れ過ぎず
子育てをもっと楽しんでいけたら良いですね。



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